使い捨てマスクを洗う倹約生活でインドの仙人(サドゥ)を思い出した
使い捨てマスクが高額希少品
このコロナ渦中でマスクはどう調達していますか?
使い捨てマスクが手に入らなかったり、ようやく見つけたと思っても以前の10倍もの価格だったり、、
ついこの間まで簡単に手に入っていたマスクなのに、想定外に高額希少品になってしまいました。
令和2年の春、「たかがマスク」も人々の意識を大きく変化させました。
そんな中で思ったこと、思い出したことなどを綴っています。
使い捨てマスクが消えた!?
私はスギとヒノキの花粉症です。
2月から初夏にかけてはマスクは欠かせません。
かれこれ20年、使い捨てマスクの世話になってきました。
ところが今年、令和2年の初春に使い捨てマスクが 町から消えてしまった のです。
まさか使い捨てマスクが入手困難になるとは想像もしませんでした。
たまたま買っておいたマスク
花粉症対策で 1月 に使い捨てマスクを1箱買っていました。
50枚入り400円台 でした。
まさか、それがこれほど重宝するとは思ってもいませんでした。
3月にコロナ感染で品薄になるマスク事情を見ていて決めました。
「この使い捨てマスクで乗り切る」
400円台で買ったものが、やがて2000円、3000円と値を上げていきました。
コロナ以前の 5倍から7倍 です。
必要だから言い値で買う、というのもしゃくです。
これは手元の使い捨てマスクをなんとかもたせなければいけません。
5月17日現在、ドラッグストアやスーパーマーケットにはマスクは入荷(棚だし)しているようです。
価格は平時の数倍するようですが。
使い捨てマスクを初めて洗った日のツイートです ↓ ↓ ↓
ああ、とうとう使い捨てマスクを
— おしゃべりサイ@eigomaster (@eigomaster_sai) 2020年4月30日
洗って干した、、😷
でも、これ、いいじゃないか。
清貧やんか(自分で言うな)
清貧ていうことばに
— おしゃべりサイ@eigomaster (@eigomaster_sai) 2020年4月30日
リシケシのサドゥを思い出しました😌
ネコちゃん、今日も来てますか?
使い捨てマスクを初めて洗う
使い捨てマスクなのに、使っても捨てずに洗う。
消しゴムのカスを集めて固める、みたいな。
洗った使い捨てマスクを干してまた使う。
固めた消しカスをまた使う、みたいな。
たとえは消しゴムでなくてもよかったのですが(笑)、使い捨てマスクを洗うことなどコロナ渦までは考えもしないことでした。
使い捨てマスク、洗ってどうだったか
「えーっ?! 洗って使うの?」と驚いてはみました。
ところが、食器洗剤で洗ってみたら結構うまくいったのです。
花粉が若干減った日に、天日に干したら 全然使える のです。
ゴワゴワと不織布が膨らんで、むしろ力強さを増した感じです。
効果は落ちているかもしれませんが。
5月17日現在、3回目洗ったものを干しています。
インドの仙人を見習って
本来捨てるべきものを、洗ってまた使う。
倹約の美といいますか。
つい2~3か月までは考えもしなかった質素なことを経験しているうちに、インドで数多く出会った仙人(サドゥ)たちを思い出しました。
サドゥとは家族、住居、財産、仕事、過去と未来、、、
人間社会のあらゆるしがらみを捨て、修行のためだけに生きる行者たちのことです。
インドには数百万人のサドゥがいると言われます。
とくにヨガの聖地であるリシケシという町(村?)で多く出会います。
30年以上前に旅したインド・リシケシで、彼らと飲んだチャイの香りがよみがえってきました。
使い捨てマスクを洗っているうちに、遠く離れたインドの仙人を思い出したわけです。
生きるために使い捨てマスクを洗う。
生きるために一切を捨てたサドゥたち。
彼らに近づいたのか、遠ざかったのか。
そんなことを考えたコロナ渦中でした。
みなさんはコロナ渦中でふだん考えなかったことを何か考えたりしましたか?
本日は当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
コロナ自粛のこの経験を今後の人生にうまく活かして、しなやかに生きていきたいですね。
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